小説 織田三代記 羽生道英 著 (PHP文庫)

織田信長について書かれた本は数多くあれど、父親の信秀、長男の信忠について書かれたものは少ない。
が、期待してたほどではなか・ス、というのが感想だ。

まず、信秀はかなり好意的に書かれており、家中であまり評判のよくなか・ス信長の才能を見抜いていたとの書き方。

信長については、それほど「うつけもの」という書き方はしておもy、冷植ナ計算の上の行動だとの書き方。

斬新なのは信忠の描かれている点。大河ドラマでも映画でも、信忠役の俳優の記憶は全然ない。本能寺の変のときはい・マしの大人にな・トいるはずなのに、信忠の登場する場面などあ・スかなという感じだ。
本書では、自分の後継者としてふさわしい言動をとるごとに目を細める信長の様子が、たd┸び描かれている。柴田勝家、明智光秀、羽柴秀吉たちと軍略について言葉を交わす場面は見慣れていnラ、信忠に意見を求める場面は非常に新鮮に映る。

しかし、もう一歩でも二歩でも踏み込んで欲しか・スというのが本音だ。
確か八切止夫のシリーズに、三男信孝を主人公とする話があ・スような気がすnラ、これからは信忠、信雄、信孝に焦点を当てた本があ・トa曹「のではと思・ス。

珍しい一編ではある。

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