そろそろバイクに乗れるかなあ? その1

右肩のリハビリも終了となり、だいぶ暖かくなってきたので、そろそろバイクを動かさないとなあ、と思っていたある日の日曜日の午後、まだ乗り出すには今一つ気が乗らなかったが、取敢えずエンジンだけかけてみようと思い立った。

車庫からバイクを押し出す。

うーん、重い! ふらつく!
まあ、今日は実際に乗り出すわけじゃない、エンジンかけるだけ。
と自分に言い聞かせ、何とか車庫から出し終える。

念のためにバッテリーの電圧をテスターで測る。
13Vは超えている。うむ、大丈夫だ。

燃料コックを開け、セルモーターを回す。
ギュルギュルっと音はするが、エンジンは回らない。

何回かアクセルを開けて、再度チャレンジするも、かからない。

何年か前のレギュレーターの故障が頭をよぎった。
1年半、エンジンをかけないでいたうちに、またレギュレーターかジェネレーターが腐食したのか?

あのときは、ディーラーから数キロのところまで行っていたので、レッカー車で迎えに来てもらえたが、さすがに自宅まで引き取りとなるとそれなりの手数料を取られるだろう。

なんとかエンジンかかってくれー、と今度はチョークをぐっと開けてセルスイッチオン!

やはりかからない。
ん? 何かジョボジョボと音が・・・。

どこから何が漏れてるんだ?
と目を下の方に落とすと、何とエアクリーナーからガソリンが出てる。
アクセルを戻してもどくどくと流れは止まらない。
アクセルを戻してもアクセルワイヤーがどこかで引っかかって戻らないのか。

ようやくチョークレバーを全閉にして、ガソリンを止めることができた。
エアクリーナーが詰まったか?

エアクリーナーカバーを外してエアクリーナーを見てみたが、ネットの隙間は見えており、詰まっているようには見えない。

エアクリーナーカバーを外した状態で、再度、セルを回す。
相変わらずかからない。それに加えて、グッ、グッ、グワッとセルの音がだんだん弱くなってきた。

バッテリーの電圧を測ると、12.5Vを切っている。
セルを回しすぎて、だいぶバッテリーを消耗したようだ。

最後の手段として、バッテリーチャージャーを持ち出してバッテリーに充電しながらセルを回すことにした。

が、バッテリーチャージャーをバッテリーに繋ぐためには、ごっついプラグコードを繋げるようにバッテリーを少し下げなければならない。
要は、バッテリーを交換するときのように、レンチでバッテリーをフレームに固定してあるボルトを緩めるのだが、メガネレンチがうまくボルトの頭にはまらない。

あれー、メガネレンチではなくて普通のレンチを使うのだっけ?

ところが、工具ボックスに普通のレンチが見当たらない。
あれー、どこにしまったっけ?

と、ここまできたところで、日も暮れて一気に疲れが出てきてしまったので、今日はここでおしまいとすることにした。

まあ、その前の段階からガソリンが辺り一面にこぼれてかなり匂っていて、こんなところでエンジンがかかったとしても火事になりそうな気がしていたからというのが真相だったが(;^_^A

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