二日目。
ちょっと遅れて会場入りすると、実車の周りで撮影タイム。
ほかの参加者の様子を見てみると、車輛の塗装のほかに、フィギュア、ディオラマの製作に進んでいるのが数多く見られた。
takatoraも、いよいよ数十年振りのフィギュアの製作・塗装に取りかかる。
何しろ、フィギュアについては色を塗ったのは中学生の頃が最後で、しかも完璧に最後まで塗ったことがないのだ。
今日はどこまでできるか。
まずはポーズ決めから。
改造してパテを使う気はないので、あくまでも腕とか顔を取り替えることぐらいしか選択肢はない。
その中で選んだのが、まずドライバー。
たまたま、脚を開いた格好が、車輛後ろの荷台でリラックスする姿勢にマッチしそうだったので、写真のように座らせることにした。
そして、ここに後ろから近付いてきた歩兵が声をかけて、ちょっと右後ろ側に振り返ろうとする場面、というシチュエーションだ。
後方の歩兵との会話を連想させるため、首を切り離して、ちょっとねじって付け直すこととする。
左手も、車輛の手すりを掴ませるために、いったん切り離し、少し上向きに付け直す。
本来、ハンドルを握る形の右手も、膝の上に自然と置くように、親指を切り離して、少し開いた状態に付け直す。
ポーズが決まったところで、ざっざっざっと下塗りのピンクを塗り始める。
少し乾かせたところで、油絵具の青、黄、黄緑などを塗り重ねていく。
歩兵の方は無改造。
装備品を接着して、ドライバーと同様に塗り重ねていく。