パンツァーグラフ! 2008年秋号(No.14)

今号の徹Wは、金子編集長のAFVモデリングの”コツのコツ”ということで期待していたが・・・。
結果は予想以上のものだ・ス

模型誌といえば、作例記事が定番だが、次はどのように作・ト(塗・ト)いくんだろう? と思・ト写真と説明文を読んでいくと、肝心なところがす5ホされていらキとがよくある。
この「肝心なところ」の認識が人によ・ト違うので、誰B満足する完璧な作例記事というのはなかなか踀 サしにくいのだろうが

その点、今回の金子編集長のノウハウの公開は、かなlィみ砕いた、「かゆいところにも事b届く」記事とな・トいると思う。

かつて、初期のホビージャパン別冊MMMにc・たような記事があ・スが、ジオラマベース工作編、塗装・工作編では、収磨A筆・エアブラシの使い分けなど、かなり細かく丁寧に説明されている。

また、ネームプレート、パッケージングなどのノウハウはなかなか他誌の作例では見られない貴重な情報だ。

モデラーの間では、(初心者、中級者、上級者とい・ス)どのクラスのモデラーをターゲットとした誌面作りをしているのかよくわからない、とい・スことがよく話題となnラ、結局、作り方のノウハウの部分については、初心者~中級者を対象とするのが正解なのではないかと思う。
上級者とは、人に習わなくてcカ分でノウハウを見つけ出すことができるレベルに達しているから上級者なのであり、あらためてノウハウ本など必要ないのではないか。

それに比べて初心者は、文字どおりちょ・ニした収魔mらないばかりになかなか完成させらキとができず、或いはジオラマまで事b回るまでに恒ワして、未完成品ばかり増えて一向に完成させる喜d・浸らキとができず、ストレスが溜まる一方である。

先日の幕張の模型ホビーショーでも、各誌の編集長たちが、これまでの「きれいに完璧に完成させる」至上主義を反省する旨の発言をしていた。
大人のモデラー回帰はあちらこちらで見られnラ、子供の模型離れ(というより「模型入もy」)現象は依然として続いたままだ。

「もの作り」の原点とも言える模型の将来を語るうえでも、読み返す機会が多くなりそうな一冊である

PS.片手で接着剤の瓶を開け閉めする「わざ」、管理人も知らない間にや・トいた。
些細なことだが、金子編集長の域に達していたことが一つでもあ・スなんて・・・。ちょ・ニ嬉しくな・トしま・ス

アウトサイダーの追跡 【宇宙英雄ローダン・シリーズ 352】

Nr 703 【アウトサイダーの追跡】 ハンス・クナイフェル

アウトサイダーとは、アフィリカー側が雇・ステロリスト。
そのアウトサイダーの標的として、カオス主義者なる非アフィリカー側のテロリストが出てくる。
それぞれ、レジナルド・ブル側とロワ・ダントン側と若干異なる路線のグループのようで・・・。

どうも、このアフィリー・サイクルに入・トから、いろいろな組織が入れ代わり立ち代わり出てきて、話がややこしい。

結局、カオス主義者の企みは失敗に終わるのだが、アウトサイダーの男女のやり取りの方が印象に残る一編だ・ス。


Nr 704 【インペリウム=アルファのロボット叛乱】 エルンスト・ヴルチュク

ロボットにもアフィリカーと非アフィリカーが存在するという設猪b面白い。
しかも、より人間に近い思考をすりa体プラズマ・ポジトロン脳ロボットの方がアフィリカーになりやすく、旧来型の生体プラズマを有しないロボットが免疫を有するという設定に隠ヲ、さらに、アシモフのロボット三原則を絡ませるあたり、ヴルチュクの本領発揮とa曹ヲる、シリーズを通しても屈指のストーリーだ。

ただ、ダントングループに潜入するアフィリカー工作員については、本来、感情を持たない人間が感情を持つ「振りをする」という設定は、経験がないのになぜそうできるのか、とどうも無理があるような気がするのだが・・・