山形蕎麦ツー その1

今日は、4月の阿字ヶ浦、5月の富山に引き続き、今年、早くも3回目のツーリング。

行先は山形。
昨日から狼金さんとグンマケンさんが先発していて、今日は、12時に米沢の「粉名屋小太郎そば」で合流することになっている。

0500 起床
0610 出発

0㎞/79,965㎞

常磐道

0710 友部SA

0915 阿武隈高原SA

給油 ENEOS ハイオク170円×13.15ℓ=2,236円
213.8㎞/80,179㎞

このあいだの富山ツーよりは暖かいだろうと思って、今回は革ジャンにGパンのみで走ってきたが、いわきJCTを過ぎてからの道路脇の温度計を見たら20℃だった。

どおりで寒いわけだ。

脚の方は、今日はチャップスを持ってこなかったので、我慢、我慢!
(実は、先週、売れ残りのオーバーパンツを探してライコランド・ワークマンなどを巡ったが、サイズの合うものはもう残っていなかった。)

上の方は、ユニクロのマイクロダウンを着込んで何とかしのぐこととした。

このペースだと、11時には 米沢の「粉名屋小太郎そば」 に到着できそうだ。

ここで、かねてより考えていた猪苗代~檜原湖経由~米沢ルートをガーミンで検索してみる。

檜原湖経由でも11時半には米沢に着く。

うーむ、明日、 檜原湖ルートを走れる保証はないので、今日行ってみるか。

と一瞬考えたが、途中でどうしても停まって写真を撮りたくなるだろうし、そうすると着くのがぎりぎりになってしまうなどと考え、結局、予定どおりに郡山JCTから東北道に入ることにした。

東北道に入ってからは、車は増えたものの流れはよく、気温も少し上がったようで、快調に走っていた。

1020 福島松川PA

あともう少しで東北道を降りる、というところでトイレ休憩。
ここで、“11時には小太郎そばに着けそう ”と狼金さんとグンマケンさんに連絡。
すると、“米沢から1時間ほどの山寺に来ているので、そちらに来い”との連絡が・・・。

なかなか、電話が通じなかったり、米沢市内或いは近郊の山寺と思っていたら、山形市の先の「山寺」ということが判明したり・・・。

確かに、ガーミンで検索すると現在地と山寺の距離は50数㎞だが、これは直線距離。

よくよく検索すると、東北道から山形道経由、すなわち蔵王を大きく迂回することになるので、高速道だけで優に100数十 ㎞を走ることになる。

これは、休憩時間を入れると1時間半、いや2時間近くかかるかもしれない。
ゴール直前にゴールポストをさらに向こうに動かされようなもので、これまでに快調に飛ばしてきたというのに、ドッと疲れが出てしまった。

くれぐれも自分が着く前に蕎麦を食べてしまうことのないように念を押して、ひとまず蔵王を目指してスタートしたのだった・・・。

1200 古関PA

天気はこのとおり、快晴だ。

今日の装備は、ご覧のとおり。

1245 山寺の入り口の交差点着

ここへ来てやっと判ったのが、「山寺」は、例の『山寺の、和尚さんが~ 』という童謡(?)で有名な「山寺」のようだ。

ここから狼金さんに電話すると、1~2㎞先で待っているとのこと。

数分後、ようやく合流すると、すでに山門からは折りており、蕎麦は数多くある門前通りの蕎麦屋ではなく、別のところで食すとのこと。

小さな山々が重なるのをカメラに収めることもできず、皆、腹をすかしていることもあり、早々に目的の 蕎麦屋へそそくさと向かうことにした。

のはずだった。

そこで悲劇が起こった!

グンマケンさんが駐車場から出ようとしたところまで見届け、自分のバイクを少し前に移動してもう一度視線を右後方へ移したところ、グンマケンさんの身体とバイクがない!

いや、バイクが横になっている!

えーっ、身長185㎝はあろうかの長身で、両足べったりの グンマケンさんが立ちゴケ?
何か溝に足を取られたか?

慌てて、ギアをニュートラへ入れて、 エンジンはかかったままで、グンマケンさんとボンネビルの救出へと向かう。

まずは引き起こしたバイクを平らな場所へ移動させ、グンマケンさんを落ち着かせる。

バイクを点検すると、ブレーキレバーの先端と右ミラーが破損。
身体は、うまく転んだようで大きなケガはないようだったが、思わぬ転倒で、相当動揺している様子。

あとで狼金さん撮影のビデオで確認したが、確かに駐車場を出るところの側溝の蓋の辺りが怪しいが、とくに足をとられたわけではなく、ただバイクが傾き始めたら腕で支えきれなくなって倒れてしまったのだという。

ボンネビルも200㎏は超えているので、一度傾き始めると、いかに両足べったりでも引き戻せないのだろう。

気を取り直して、蕎麦屋へ向かう。