平成20年 野田山~ならここツーリング その6

平成20年10月12日(日) 二日目/夜

テントを張り終えると、まずは風呂だ。
昨日が風呂に入れなかったので、皆、早く風呂に入りたくてしょうがない(^-^;
テントサイトからすたすた歩くと5分ほどで、同じキャンプ場内の温泉「ならここの湯」に辿り着く。
なぜか脱衣場が妙に狭いが、中に入ると内湯と、大きな露天風呂がある。
ここで、二日間の汗を流し、ゆったりとお湯に浸かる。

風呂からあがると、さあ、今晩の宴会の始まりだ(^o^)
今晩は鶏スープでもと思っていたが、もとやんさんが手羽を使った料理のレシピを用意してきたというので、鶏肉を止めて、豚肉のクリームシチューということになった。
乾杯もそこそこにシチューの仕込みに入る。
材料は、豚バラブロック肉、にんじん、ジャガイモ、タマネギ、アスパラガス。

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ダッチを炭火にかけ、十分温まってから油を引き、肉、にんじんを炒める。

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焼き色が少し付いたら、タマネギを入れる。

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タマネギが飴色に変わってきたら、水をドボドボと入れ、蓋をする。
ここから数十分煮込んで、材料が柔らかくなってきたら、じゃがいもを入れる。
本来はここでアスパラも入れるはずだったが、忘れる(^。^;)

それからしばらく煮込んでいると、うとうとする人が何人か出てきて、シチューはまだかという催促が入る。
そこで、忘れていたアスパラを入れ、ここから20~30分ほど煮込んで完成、との予定を立てる。

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そして、多少早めのタイミングだったがシチューのルーを入れる。

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が、その後何度か、シチューはまだかという催促が入ったため、ちょっと早いかと思ったが、塩・コショウで味を整え(水が多すぎたようで、最初はだいぶ味が薄かった)、牛乳を少し加えしばらく煮込んでから、火から下ろし、皆にふるまう。

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自分でも食べてみたが、にんじん、じゃがいもがまだ少し固かった(^_^;
肉もまだ柔らかさが出てない。
やはりあと10~15分は煮込みたかったところだ。

皆さん、本当のダッチシチューはあんなものではありません(^_^;
肉は何日も煮込んだような柔らかさ。
にんじん、じゃがいもももっと柔らかくなるのですよ(^o^)

また、機会があったら、ぜひじっくり煮込んだ「たかとらシチュー」を再度お試しのほどを(^_^)

さあ、この日はあちらこちらでシェフが大活躍だ。
まず、昨日は鳴りを潜めていたグンマケンさんが、満を持して登場。
得意のパスタ料理を披露。

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もとやんさんは昨日に引き続き、予め用意してきたレシピに従い手羽料理に挑戦。

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さらに、じゃがいもにピーマンほか載せたもの。

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また、しこたま買い込んだ椎茸については、狼金さんと不良オヤジさんの共同作業で美味しい料理へと姿を変えていく。

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 その他、こんな料理も。

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その傍ら、たまたま我々の近くにテントを陣取った東京のBMW氏に声をかけた所、同じオフ車ということで教官さん(ホンダのアフリカツイン)と妙に気が合ったようで、ここに不良オヤジさんととしおさんがからんで、いろいろな話題で盛り上がっていた。
その中でも、としおさんがかつてはかなりのやんちゃ坊主だったことは意外だった(^_^)

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平成20年 野田山~ならここツーリング その5

平成20年10月12日(日) 二日目/昼

1330 「かねはち」着
バイパスのインターを降りてからかなり走って、やっと着いたうなぎ屋。

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お昼をもだいぶ回っていたので、もう腹ぺこだ。
管理人が注文したのは定番の「うな重」。

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隣のもとやんさんのは「ひつまぶし」。
なんでも半分ほどは普通に食べて、残り半分はお茶漬けにして食べるのだという。
むー、写真で見ると、このお茶漬けがミョーに旨そうに見える。
が、うな重部分は、「うな重」の方がたれが濃そうだ。

が、「うな重」の味は満足のいくものだった。
しっかり中まで火が通っていて、柔らかい。
なるほど、狼金さんが推薦するだけのことはある。

 

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1420 「かねはち」発
ならここのキャンプ場には、17時までに着いて受付けを済まさなければならないということで、あまりゆっくりしてられない。
一服する間もそこそこに、うなぎ屋を出発することとする。
地元に詳しい不良オヤジさんの先導により、東名道へ急ぐ。
このときは、確か掛川で降りると言っていたはずだが・・・。

 ?  浜松西ICから東名道に。

 ?  袋井ICから国道1号に。
てっきり掛川ICで降りるものと思っていたところ、先頭を走っていた狼金さんが、一つ手前の袋井ICで降り始めた。
これが問題の元だった(^-^;

国道1号から掛川バイパスに入り、西郷ICを北に曲がったあたりで大きなスーパーを見つけ、さあ買い出しだというときに、突然、゛不良オヤジさんが叫んだ。
「監督(不良中年)さんがいない。高速道を走っているときに、すーっと落ちていった。」

グンマケンさんが電話で探したところ、何とか捕まえらることができた。
何でも、オフロードのタイヤを履いているため、皆のスピードについていくのを諦め、最初に聞いていた掛川ICまで行って、皆を探したところ見つからなくて困・っていたところだったという。

まあ、何かのトラブルで立往生しているわけではないことがわかって、皆、ひと安心。
結局、買い出しは我々で済ませ、監督さんには直接現地へ行ってもらうこととなった。

食材費 1,600円/人

1650 スーパー発
ならここの里へは、掛川バイパスの西郷ICから北へ伸d・県道39号でほぼ一直線だ。
ところどころ狭い道もあって、快適な田舎道が続く。

と思ったら、途中でお神輿に出会う。
どうやら、今日は地元で祭りがあるようだ。
このときはちょっと待っただけですぐに動き出したが、次に出会ったときは、10分近く延々と待たされた。
道が狭いため通行制限するのは致し方ないが、一方で同じ町営の施設からは17時までに受付けを済まさないと駄目だという。
町内の道路のあちらこちらで通行制限を行い、キャンプ場到着が遅れる可能性があるのは十分わかっているはずなのに、それについての説明は全然なし。

こうした祭りのある日は、むしろキャンプ場を無料にするぐらいの発想の転換をしてもらいたいものだ。
キャンプ場が貴重な観光資源だということを認識していれば、それほど難しいことではないと思うのだが。

と、ぷんぷんしながら走って、やっとのことでキャンプ場到着。

1730 「ならここの里」着
キャンプ代 1,800円

キャンプ場で受付けをしているところへ、行方不明となっていた教官さんが到着。
キャンプ場へはしばらく前に到着していたが、先に我々が到着していると思い、ちょうどサイト内をあちらこちら探し回っていたところだったという。
これで、やっと今日のメンバーがそろった(^_^)

テントサイトを探す。
数年前に管理人が来たときは、ほかに客はいなかったが、今回は満員状態だ。
以前と同じ、水場に近い草地のサイトを見てみたが、中央部を除いてほぼ満席。
一部空いている箇所もあったが、皆、無秩序に車・テントを置いているためにデッド・スペースが多く、我々がそこを陣取った場合、他のキャンパーの車が出せなく恐れもある。
では、丸々空いている真ん中部分はというと、子供らがそこかしこで遊んでいるため、それを追い出すことになってしまう。
結局、日当たりが少し悪く、地面が草地ではなく砂利混じりの隣のフィールドにバイクを乗り入れ、テントを張ることとした。
後から考えると、テントを張ったすぐそばの倉庫(?)の前に置いてあったテーブル横・椅子を使うことができたので、結果的にはこちらで正解だったといえる。

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平成20年 野田山~ならここツーリング その4

平成20年10月12日(日) 二日目/朝
 

昨夜はそれほど寒さを感じなかった管理人だったが、今朝は肌寒く感じる。
東に富士山が見えるはずだったが、残念ながら曇って見えなかった。

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南側も雲が出てたが、雲の下に駿河湾がくっきりと見える。

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実は、早い時間に起きると富士山が見られたようだ(不良オヤジさん撮影)。

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昨夜は暗くなって写真が撮れなかったが、駐車場、テントサイトの様子はこんなふう。

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食事処はこんな様子。

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今朝もご飯を炊かなければならないので、グンマケンさんが炭おこししている間に、昨日の無洗米の残り半分をダッチに入れ、ミネラルウォーターを注ぎ込む。

ダッチを焚火台にかけ、炊きあがるまで20~30分待つ間にテントの撤収を始める。
あらかた荷造りが進んだところで、狼金さんが何やら叫んでいる。「おーい、ダッチが焦げ臭いよー」

ダッチでご飯のときは慌てる必要はない。
焦げ始めた頃が火から下ろすタイミングなのだ(-_^)

おっ、思ったより早く炊けたかなと思い、ダッチのところに駆け戻り、念のために蓋を開けてみると、上面には焦げは見えてない。
よしよし、ちょうど下の方に焦げができた頃合いだな、と思いつつ、ダッチを焚火台から降ろす。
あとは10~20分蒸らして炊きあがりだ。

時間が経って蓋を開けて炊きあがりのチェックだ。
んっ、ちょっとパサパサするなあ。どうやら水が足りなかったらしい。
昨夜のタコ飯と比べるとちょっと失敗だ。
普段よりは多めに水を入れたつもりだったが・・・。

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後になって気がついたが、普段は米を研いで水加減を仕掛けるので、研ぐ間に結構な水を吸っているのだ。
それに比べ今回は、無洗米に水を吸わせる余裕もなく、乾燥した状態にいきなりドボドボと水を足し、蓋をして炊き始めるという方法を取ったため、水分が足らなくなってしまったようだ。
とはいえ、がんだになっているわけではないので、納豆ご飯としては十分食べられる状態だ。

一方、もやし、エノキがたっぷり入った味噌汁は、ご飯に遅れることしばらくして出来上がり。
味噌は不良オヤジさんこだわりの赤だし。
が、思ったより味噌が少なかったので、クレージーソルト、しょうゆなどで味を整える(実は、味噌パックは他の食材に隠れていて、晩ごはんのときに出てくるのだが(^-^;)

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そして、主役の納豆は静岡で見つけた「くめ納豆」。
北海道産大豆を使っているということでちょっと心配だったが、容器を開けてみると、案の定、スタンダードのくめ納豆に比べると大粒だ。

むー、これは期待外れかと一瞬心配したものの、口に含んでみると食感、匂いはくめ納豆そのもの。
ちょっと安心した。

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ダッチのご飯がなくなるや否や、片づけに入る。
テント関係の荷物は、それぞれ小分け状態にまとめてはいるが、バイクにはまだ積み込んでいない。
何といってもシートバッグの中央の一番下に据え付けるのが、ダッチと焚火台であり、この二つを積み込んでからじゃないと、他の荷物が積み込めないのだ。

焚火台から、まだ熱を持っている炭を取り除き、水をじゃぶじゃぶかけて冷ます。
ステンレス製の焚火台は相当な熱を持っており、とて模そのままじゃ積めないのだ。
焚火台を冷ましている間に、ダッチを洗って水気を拭き取る。
本当は火にかけて完全に水気を飛ばしたいところだが、そうするとその熱を冷ますのにまたまた時間がかかる。
今日のところはキッチンペーパーで水気を取っただけでケースにしまい込むこととする。

ようやく焚宴滉の熱が取れたところで、やっと本格的に積み込み作業が開始できる。
その間に、他のメンバーはゴミを回収し、各自のバイクに括り付けていた。
残念ながらたかとらのバイクは、ダッチ搭載でそれ以上の積載余裕がないため、ゴミの括り付けは免除してもらう。

ようやく出発準備が整った。
ここで、今回の10万キロクラブの主催者のグンマケンさんから、参加者全員に10万キロステッカーが配られる。
管理人は、やっと5万キロを越えたばかりのジュニア(予備軍)なので、10万キロを超えたところでステッカーを貼る旨宣言する。

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1000 野田山野営地発
ここで、ウメオさん、サッパさん、フウフコンビさんとはお別れだ。
残りのメンバーで、山を下りて浜名湖のウナギツアーに出かけることととする。
街中まで下りたのはよかったスが、ゴミを捨てる場所がなかなか見つからなくて、ドドドドッと右へ左へ行ったり来たり。

1100 富士川楽市楽座
ようやくゴミの処理も済んで浜松へ向かうこととなった。

1111 給油
土屋燃料 蒲原SS(静岡市蒲原)
三井石油 プラズマ.NEXT
@165円×15.48ℓ/238.7㎞/51,543㎞=2,554円、15.4㎞/ℓ

浜松までは高速を使うと思いきや、国道1号とバイパスで進むこととなった。
バイパスの流れは良かったが、車線が細く、たまにのんびり走る車があったりで、結構神経を使う。

織エバイパス

藤枝バイパス

掛川バイパス

磐田バイパス

予定よりだいぶ遅れて目的のウナギ屋「かねはち」に到着。