ローダン・シリーズの原書はドイツ語で書かれたものである。
初代翻訳者の故松谷健二氏が過去に語・トいるように、ドイツ語を日本語に翻訳するときに、どう表記するか、で結構悩んだそうである。すなわち、原則としては、本国ドイツで発音されているだろうものを表記すれc・ヌいのだが、英語風の発音がすでに日本語としてメジャーにな・トいるものについては、そちらを採用する場合もあらキとにしたというものだ。
例えば、初期に出てきた宇宙船の名前で「タイタン」という英語読みのものがあ・スが、本来のドイツ語読みでは「ティタン」だ。この場合、土星の衛星タイタンとしてメジャーにな・トいたので、英語読みを採用したとされている。
最近では、現行翻訳チームのチーフである五十嵐洋氏が「メールストローム」か「メールシュトローム」かで悩んだという。
また、別な問題として、ファンクラブが自主翻訳する場合、当然、その翻訳するする人の考えによ・トいわば「仮の」表記が決められるわけだが、いざ、正式な翻訳版が出ると、決ま・トファンクラブの表記と異なる表記がされていたという話がいくつかあ・ス。
有名なのは、「島のマスターたち」が「島の王」に、「ヴォールファー兄弟」が「ウールヴァ兄弟」に、「百太陽世界」が「二百の太陽を持つ星」にな・スケースだ。
厄介なのは、「島のマスターたち」で、これは松谷健二氏が「あとがきにかえて(普通は「あとがき」なのだが、ネタが続かないということで、同氏は「あとがきにかえて」と言い換えていた)」において、本国ではシリーズに出てくる登場人物、用語などをまとめた公式辞書(レキシコン)が発刊されていると紹解Aその一項目に「島のマスターたち」があ・スのだ。
「時は西暦2300年代、5万年前の過去に飛ばされたローダン一行、ヴェガ星系の惑星ピゲルが島のマスターたちに破壊される」という説明を読んで、「なぜ、誰によ・ト、5万年前の過去に飛ばされるのか?」「ヴェガ星系で何が起こ・スのか?」「島のマスターたちとは一体何ものか?」と想像力を膨らませたものである。その結果、「島のマスターたち」という訳語は我々ファンの頭の中に深く刻み込まれらキとになる。
ところが、数年いや十数年経・トか、いざ翻訳版が出ると「島の王」にな・トいた。それ以前から、「島の主人たち」になるのではということがファンの間では噂にな・トいたが、「島の王」というのは誰も予想していなか・スように記憶している。ちなみにドイツ本国では、 「Meister der Insel」の頭文字を取・ト「MDI」と表記されらキとが多い。
このようなことから、松谷氏はファンクラブの表記を避ける傾向があるとの噂が立・スりしたが、まあ、これも熱心なファンの間での一つのネタと言えるのではないか。
管理人として結構気になるのは、異星人、いわゆるエイリアンの表記だ。
ローダンでは、ウルトラセブンに出てくるような「○○星人」という言い方はしない。「○○人」(○○にはその種族が住んでいる星の名前が入る)が基本だ。
例えば、アルコン人、アコン人、レムール人だ。
しかし、地球人についてはテラ人ではなく「テラナー」と表記する。
また、マーク人についても途中からマークスに変更されたと記憶している。確かこのときの説明は、テラナーだけは例外で、ヒューマノイド(二本の腕、二本の脚の人間型生命体)と非ヒューマノイド(ヒューマノイド以外の形態の生命体)で分ける、すなわちアルコン人はヒューマノイドだから、マークスは非ヒューマノイドだから、というようなものだ・スと思う。
確かに原書1,000巻以降に登場するポルライターはザリガニのような形状をしている非ヒューマノイドであるため、ポルライト人とは表記されていていようだが、「○○ス」とか「○○ー」という表記をされると、役職とか職名の場合もあり、種族名と区別がつかないケースがある。しばrY読み進んで、や・ニ「ああ、こういう種族名だ・スんだな」と気付くケースcハばしば。
個人的には、知的生命体はすべて「○○人」でa曹「のではないかと思うが