九五式小型乗用車 くろがね四起(3型) 【ハセガワ1/48】~その1

タミヤに続いてハセガワのくろがねも作ってみる。
こちらは、「いすゞのTX40型 九七式自動貨車」とセットになっているものだ。

出来上がりはタミヤと同じくらいの大きさ(どちらも1/48)になるはずなのに、パーツ数は圧倒的にハセガワの方が多い。
説明書をよく見ると、エンジンも完全に再現され(タミヤのはエンジン下部がモールド再現されているのみ)、サスペンションもかなり細かく分割されている。

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こちらは30分では組み上がらず1時間近くかかったが、ストレスなく楽しく組めた。
出来上がりはご覧のとおり。

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タミヤのくろがねと比べてみる。
色の薄い方がハセガワだ。

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ひっくり返して裏側を見ると、やはりエンジンが完全に再現されているので、フレームもきちんと確認できて気持ちいい。

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タミヤの方のタイヤのトレッドパターンが甘いなあと思ったが、他のモールドの状態から察するに、どうやら元々そのようなトレッドパターンのタイヤを取材したように思えた。

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うーむ、こちらもなかなかよい出来だ(^o^)

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日本陸軍 95式小型乗用車(くろがね四起) 【タミヤ1/48】~その1

ここのところ塗装一辺倒だったので、気分転換にニューアイテムを組み立てた。

実はトヨダG1トラックの陸軍仕様の場合、外装はカーキ色というのは聞いていたのだが、内装の色がわからなくて、そういえば最近、くろがね四起が出ていたなあということを思い出し、説明書に内装色の指定があることを期待して買っておいたものだ。

ところが、予想に反して内装色の指定は特になかった・・・(;´д`)

1/48のAFVと言えば、バンダイのヨンパチ以来。
実は、管理人のAFV初体験はタミヤのMMシリーズではなく、バンダイのヨンパチなのだ(^_-)

パーツはご覧のとおりかなりコンパクト。

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早速パチパチ組み始めて、30分ほどで組み上がった。

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うーむ、なかなかカッコいい

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余裕ができたら、これにも色を塗って静岡に持っていこうかという思いがちょっと脳みその中をよぎった(^_^)

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ストライカーM1126兵員輸送車 【AFVクラブ1/35】~その6

ペリスコープのクリアパーツをタミヤアクリルのクリアーレッドで筆塗り。
クリアー塗料は筆塗りではなかなか塗料が乗らないので、エアブラシで塗ることにしているのだが、エアブラシの準備は時間がかかるので、筆塗りにする。
これを塗ってしまえば、やっと機銃部分のパーツが接着でき、晴れて組み立てが完成となる。

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平行して作っているトヨダG1と同じ塗装を試みる。

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G1に比べると、ちょっと拭き取りすぎかなあという感じで、地のダークグリーンとあまり変化がないような結果となった。

そうそう、調子に乗って太筆でびゅんびゅん拭き取っていたら、せっかく苦労して接着した手すりパーツがどんどん飛んでいく(^_^;)

まあ、もういいやと思ってそのまま筆を進めてしまった(^。^;)
後で時間ができたら、真鍮線で作り直してもいいが。

トヨダG1型トラック 【ファインモールド1/35】~その9

あれよあれよという間にGWになってしまった。

エンジンを塗り分けようと思っていたが、時間が足りなくなりそうなので、塗るのは止めてエンジンフードを閉じることとした。

 

エンジンフードを閉じて接着するには、まず運転席部分を先に接着する必要がある。
それには先にガラス部分のクリアパーツをはめ込んでおく必要がある。

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運転席内部をフラットブラック・セミグロスブラック(いずれもタミヤエナメルをペトロールで溶いて)で塗って、ガラス部分をマスキングして、さあ、やっと運転席部分を接着、と思ったら固くてなかなかはまらない。

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左側のドアも同様だ。
試行錯誤を繰り返して何とかはめ込んで接着剤を流し込んで組み立て完了。

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さあ、ここからが今回の新しい試みだ。
最近、模型誌で見たフィルタリングというものに見よう見まねで初挑戦。

昔、油絵を描いてたときに使っていた油絵具を取り出し、G1にちょんちょんちょんと置いていく。
色は、ブルー、グリーン、イエロー、バーミリオンの4色。細筆にペトロールを含ませて、ざっ、ざっ、ざっ、と塗り広げる。

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すぐに筆が4色混ざった汚い色になっていくので、その都度ボロ布で拭き取り、ペトロールを含ませて同じように塗っていく。

どうやら最初に置いた4色の量が多かったようだ。
ひととおり終わったところで、筆を太筆に替えて、今度はペトロールで溶かしながら拭き取るような感じで全体に筆を行き渡らせる。

おー、なるほど、下地に青みがかった部分、赤みがかった部分が出てきた。
でも、まだ、色が強すぎる部分がある。
さらにペトロールを含ませてざっ、ざっ、ざっ、と拭き取っていったが、危ない、危ない、下地(カーキ塗装の下の成形色)が見えてきてしまった。

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ペトロールといえども、多量に使っていると塗装を剥がしてしまうことに気をつける必要がある。
ここはひとまず、乾いてから再度塗り治すこととしよう。

今日はここまで。

銀河の時空を抜けて 【宇宙英雄ローダン・シリーズ 8】

Nr 15 【銀河の時空を抜けて】 クラーク・ダールトン

いよいよ「銀河の謎」探索の本格的スタートである。

銀河の謎は、不死族がヴェガ星系惑星フェロルに一万年前に仕掛けたもの。その不死族も今ではほとんど死に絶え、残りはただひとりの「不死者」と推察するに至る。

その謎解きの途中で、一万年前に地球を訪れていたアルコン人がフェロルも訪れていて、アルコン科学でも踀 サできていない物質転送機を目にしていたことが判明する。

不死者のセットした時間転換機で、一万年前のフェロルに移動させられたローダン一行は、アルコン人ケルロンと接触し、謎解きのヒントを入手し、現在時間に戻・トくnラ、過去で過ごした3日間は現踀條ヤではわずか30分に過ぎなか・ス。
そのとき、傍らにいたロボットがこう発言する。「不死者はどんな姿cハていない」と。
少しずつ正体を現してくる不死者。

著者のダールトンは、このとき以後のストーリーをそれほど想定していなか・スことが判る。このケルロンこそ、あと十数巻で登場し、ローダン・シリーズのもう一人の主役として鎗恂キらキとになるアトランその人のはずだ・ス?

Nr 16 【ゴルの妖怪】 クルト・マール

舞台はヴェガ星系第14惑星のゴル。
序盤から中盤までは、光球状のエネルギー生物との格闘シーンが続く。あれ、銀河の謎はどこに行・スの? という感じの展開だ。
ローダン・シリーズでは、いよいよこれからというときにほとんど関係のない話が挿まれらキとがしばしばあるので、焦・トはいけない さらに、関係のない話と思・トいたのが、踀ヘ重要な伏線だ・スことが激Hi譁セすらキとがあるので、気を抜けない。

本巻でも、終盤にな・ト突然、銀河の謎解きに話が戻・トくる。
今度、発見したのは「フィクティブ転送機」。送り側と受け入れ側のセットで機能する一般の物質転送機よりさらに発達した、受け入れ側を必要としない転送機だ。スター・トレックではポピュラーだが、ローダン・シリーズでは意外と高等技術に設定されているのがこの転送機だ。

このフィクティブ転送機により、ローダンたちはスターダストⅡ内に戻され、さらに未知の銀河に飛ばされる。不死者の超科学力に圧倒されるシーンだ。

※ それにしても、表題の「銀河の時空を抜けて」。なんて素敵な題名だろうか

ファインモールドの金型プラモ?

今年のホビーショーの新製品はインパクト祉Aなあ、と思・トいたら、こんな隠し玉があ・ス
先日のNHKの番組で
「ある企業からオファーが来ている」と言・トいたのはこれだ・スのか
「金型プラモ」のイメージが今一つ湧きにくいが、いずれ事情通から情報があるだろう

ファインモールドが金型プラモ製品化

更新日:2008年 4月22日 (火)

 プラスチック模型メーカーのファインモールド(豊橋市老丹ャ的場五三の二、鈴木邦宏私Bキ、電話0532・23・6810)は、金型のプラモデルを製品化した。取引先である哲鼾|販売の日立金属工具鋼(東京都)が販売する新しい鋼材の記念品として、同製品が使われる金型のプラモデルを企画製作したもの。ファインモールドは、来月開喉フ職ェホビーショーに出展し、この金型プラモを一個八百円、百個谀閧ナ販売する。

【中部経済新聞webより引用】

時間地下庫の碑a@【宇宙英雄ローダン・シリーズ 6】

Nr 11 【ミュータント作戦】 クルト・マール

ヴェガ星系を太陽系と誤認して攻撃するトカゲ人間のトプシダー。
直径60mの球型搭載艇グッド・ホープで援護に向かうローダン。
正攻法では、とてもトプシダー艦隊には適うわけがない。
そこで、テレポーターのタコ・カクタ、雛汪痰フウリウ・セングらミュータント部隊の活躍により、トプシダー戦艦の奪取に成功する。


Nr 12 【時間地下庫の碑az クラーク・ダールトン

トプシダーから奪慈ョた直径800mの球型戦艦はスターダストⅡと命名される。のちに太陽系帝国艦隊のスターダスト級として量産されらキとになる戦艦の第一号の誕生である。

ひとまず、スターダストⅡでトプシダー艦隊を蹴散らしたローダンは、惑星フェロルで、高度な技術の産物である物質転送機を発見する。五次元超空間理論を解しないはずのフェロン人には作れない代物だ。では、い・スい誰が作・スのか?
いよいよ「銀河の謎」探索のスタートである。

フェロン人から「太陽より長く生きりa物」の伝説を耳にしたローダン。またもやミュータント部隊の活躍によjホ間地下庫に隠された転送機の製造方法を入手。
しかし、入手したのはそれだけではなか・ス。「永遠の生命の星」の事bかり。
クレスト、トーラの元々の宇宙探検の目的a竄黷セ・ス・・・。

※ このフェロン人が、5万年前のハルト人の攻撃から難を逃れ、ヴェガ星系へ住み着いたレムール人の末裔と判るのは、だいぶ後(日本版200巻以降の「カピンサイクル」)のことである

鬼のすべて 【鯨 統一郎】 光文私Eカ庫

「う・v、最初に読み始めたとき、「これはしま・ス」と思・スが、「まあ、冷植ノ読み進めよう」と気を取q唐オて・・・。

最初にショッキングなシーンがいきなり出てきたときの感想が純]。
同じようにショッキングな話がクライマックスに出てくる。

この物語を読むときは覚悟のうえ読んでもらいたい。
その点だけ気をつければ、よく練られた、十分読みごたえのある作品である。

主人公はちょ・ニ頼りない女性刑事。女友達が殺されたことから犯人探しが始まる。ここに鬼伝紳重厚に絡んでくるのだが、それぞれの登場人物の性格設猪bは・ォりしていて読みやすい。最後の謎解きもひねvb効いていて納得がいく。

この作品は、鯨ワールドの中でも一、二位を争う傑作になるのではないか。
難点を一つだけ挙げればタイトルか。鬼の「すべて」というのは、いかにも蠀シすぎる。題名にもひとひねり効かせてもらいたか・ス。
でも、十分すぎる出来である。ぜdFA読んでもらいたい一作である