ジャンパー

 

テレポーテーションを題材とした映画だというので、結構、期待して見たのだが・・・。

 

偶然、自分がテレポーターだということに気がついた少年が、最初に狙・スのが銀行。

お・Aこれはダークな展開をねら・トいるのかな

と期待が膨らむ。

さらに、ひねくれものの先輩テレポーターも出てくる。

 

ここまでは、まあ良か・ス。

しかし、これら不良テレポーターを捕まえようとする集団の設猪bいまいち

 

なぜ普通の人間が超能力者を捕まえられるのかの説明が不明瞭だし、その動機も不明。

どうやら不良テレポーターの上を行く悪徳集団のようなのだが・・・。

 

そして、最後に出てきたのが、幼いころに別れた主人公の母親。

 

何となく、原作を終ホしきれなくてできあが・ス作品との印象が強い。

 

原作をすでに買・トあるので、そちらに期待しよう

リバティ・バランスを射・ス男

監督はジョン・フォード、主演はジョン・ウェイン、と思いきや、この映画の主人公はジェームズ・スチュアート、しかも銃の扱えない弁護士役である。

 

ではジョン・ウェインは、と言えば、何とジョン・ウェイン扮するガンマンはすでに死んでいるという設定で物語が始まるのだ。

 

これだけで、意表をついたストーリーの異色の西部劇が予想された

 

 

ジョン・ウェインは、あくまでも格好よく、ジェームズ・スチュアートを陰で支える役目に徹する。

その温情に報いるべく、病気で死んだジョン・ウェインの葬式に、東部からはるばるジェームズ・スチュアートがや・トきて、当時を回想する。

 

目についたのが、レストランのメニューに出てくるステーキの大きさ。

300~400グラムはありそうだ。

アメリカ人の胃袋というものは・・・、などと感心してしま・ス

 

それと、ジェームズ・スチュアートが議員に立候補するシーンが、演説も含めて異常に長い。

これは、作り手(ジョン・フォード又はジョン・ウェイン?)の政治的な意図が何かあ・スのか、ほかの西部劇には見られない展開だ。

 

派手な拳銃の撃ち合いシーンは少ないものの、一風変わ・ス西部劇として一度は見ておきたい映画である

異次元からの剛G・@【宇宙英雄ローダン・シリーズ 358】

Nr 715 【《ソル》での戦い】 H.G. エーヴェルス

前卷の続き。

ソルのロボット脳セネカとロボットペア、そして狂言回しのロボット技術者を巡るエピソード。

 

唐突だが、ハルト人イホ・トロトと、ハルト人型ロボットパラディンとの闘いが面白い。

今までそうでなか・スシチュエーションだ

 

その一方で、ちょ・ニ水、食糧などの補給に立ち寄・スはずのローダン乗艦のソルだ・スが、補給を終えていざ発進!

のはずが、発進できない!?

 

そして・・・。

釘付けにな・ス惑星上で、ローダンは若い女性科学者から愛を告白される?!

 

まあ、次から次へとネタが出てくるわ

 


Nr 716 【異次元からの剛G・z クラーク・ダールトン

ケロスカーに捕ま・スガルブレイス・デイトンたちが脱出を図る一方、ローダンたちが相変わもyセネカたちロボット軍団とバトルを繰り広げるエピソード。
 
ローダンたちを思い・ォり振り回すロボット学者ヘルムートが、なぜか印象強い
結局、最後にはソルの中に、ケロスカーの技術施設“セタンマルクト”を運び入れらキとに成功してしまうのだから。
 
 
 

無谀v考者 【宇宙英雄ローダン・シリーズ 356】

Nr 711 【無谀v考者】 エルンスト・ヴルチェク

公会議の一種族、ケロスカーとの本格的接触を行うストーリーである。

 

最前線で接触を行うのは、イホ・トロトとグッキー。

その過程で、ケロスカーの正体が語られらキとになるのだが、「極端な抽象化・・・アブストラクト化」「七次元を理解できる無谀v考者」と説明されても、さ・マょY解できない。

 

ローダン・シリーズでは、ときたま訳の判らない理論が出てくnラ、もう少し想像がつく設定でa曹「と思うが・・・

Nr 712 【ディオゲネスの樽】 H・G・フランシス

ケロスカーの、ブラックホールを何やら操作する兵器あるいは装置とa曹、べき「ディオゲネスの樽」を巡る、ケロスカー対テラナー科学者チームの攻防のストーリー。

 

七次元だとかブラックホールだとか難しい理論が出てくnラ、この辺は軽く読み流すとして、時間変動のストーリーを混ぜ込んで、なかなかおcハろいストーリーとな・トいる

 

アウトサイダーの追跡 【宇宙英雄ローダン・シリーズ 352】

Nr 703 【アウトサイダーの追跡】 ハンス・クナイフェル

アウトサイダーとは、アフィリカー側が雇・ステロリスト。
そのアウトサイダーの標的として、カオス主義者なる非アフィリカー側のテロリストが出てくる。
それぞれ、レジナルド・ブル側とロワ・ダントン側と若干異なる路線のグループのようで・・・。

どうも、このアフィリー・サイクルに入・トから、いろいろな組織が入れ代わり立ち代わり出てきて、話がややこしい。

結局、カオス主義者の企みは失敗に終わるのだが、アウトサイダーの男女のやり取りの方が印象に残る一編だ・ス。


Nr 704 【インペリウム=アルファのロボット叛乱】 エルンスト・ヴルチュク

ロボットにもアフィリカーと非アフィリカーが存在するという設猪b面白い。
しかも、より人間に近い思考をすりa体プラズマ・ポジトロン脳ロボットの方がアフィリカーになりやすく、旧来型の生体プラズマを有しないロボットが免疫を有するという設定に隠ヲ、さらに、アシモフのロボット三原則を絡ませるあたり、ヴルチュクの本領発揮とa曹ヲる、シリーズを通しても屈指のストーリーだ。

ただ、ダントングループに潜入するアフィリカー工作員については、本来、感情を持たない人間が感情を持つ「振りをする」という設定は、経験がないのになぜそうできるのか、とどうも無理があるような気がするのだが・・・

アフィリー 【宇宙英雄ローダン・シリーズ 350】

Nr 699 【異恒星のもとのテラ】 クルト・マール

公会議サイクルの最終エピソードだ。
とい・トも、本巻ではラール人も超重族も登場しない。本来の意味での最終エピソードは前巻の前編で描かれている。
本エピソードは、次のアフィリーサイクルのエピローグとして位置・ッられる内容だ。

昆虫種族プローン人の女王と裏切りの女王の確執を利用して、恒星メダイロンに突入する運命の地球と月の軌道を何とか元に戻そうとするローダンたち。

結局、頼みの綱の裏切りの女王はプローン女王により酬ナさせられたが、そのプローン女王により、テラ=ルナ系は蠀闍O道に乗せられる。
最後の方に、さりげなく恒星メダイロンの「黄色・ロいオレンジ色の太陽光」という説明があnラ、これが、この後のアフィリー現象の元凶とならキとの伏線とな・トいる。

Nr 700 【アフィリー】 クルト・マール

いよいよアフィリーサイクルの開幕だ。
とい・トも華々しいスペースオペラが展開されるわけではない。むしろ、話の内容としては、全体を通して一番・「と昔かもマわれていたサイクルだ。
しかし、よくぞここまで来たものだ。原書で700巻。日本版で350巻。前々からこの700巻が一つの区切り、到達目標と認識していたような気がする。500巻、600巻ではこのような感慨はなか・ス。800巻、900巻でもないだろう。なぜなら、700~800巻の・「、苦しいストーリーがいわば産みの苦しみとな・ト、800巻以降のローダンシリーズでも最も面白いストーリーが展開されるのだから。そして、さすがに1,000巻はまたまた感慨深くなるだろうが。

さてさて、本エピソードのストーリーだが、ベースとしては、前サイクルの最後で新しい恒星メダイロンを得てから80年が過ぎて、西暦3540年の時代で、メダイロンの放射線を浴d┸結果、感情を失う「アフィリー」現象が生じてしまう。

そして、あろうことかアフィリーサイドの首謀者に、ローダンが最も信頼してきた、永年の相棒たるレジナルド・ブルがな・スことから、ローダンたち少数の正常者グループは地球から追放されらキとになる。
そこで登場するのが、鉄アレイ型の最新鋭宇宙船「ソル」だ。

以後、この物語の舞台は、ソルでも・ト故郷銀河へ戻ろうとするローダングループ、地球へ残り、ブルたちアフィリカーに抵抗するロワ・ダントン(ローダンの息子)グループ、そして元から銀河系に残り、ラール人に抵抗を続けるアトラングループと、目まぐらクく移りつつストーリーが進むことになる。

※ 本シリーズは、しばrY2月、6月を除く各月刊行(年10冊)され、その後、完全月刊(年12冊)とな・トいたが、今月の「アフィリー」の槍・見たら、なんと「9月は2冊刊行!!」という文字が・・・
早川書房のホームページによると、今年始めの読者プレゼントの反応が良か・スため、刊行ペースを少し純Oようという話にな・スようだ。これで売り純Oが順調であれば、さらな・フ行ペースのアップも望めるかcハれない。
それでも、本国ドイツではすでに2,450巻を超え(乗・トいる宇宙船は《ジュール・ベルヌ》だとか)、まだまだ続く見込みなので、十分な早さとはいえないのがつらいところなのだが・・・

2,450巻と言えば、日本版で1,225巻。今日現在で350巻だから、あと875巻あらキとになる。
仮に年20冊刊行しても、40年経・トもまだ終わらないというのは・・・。

とにDくにも刊行ペースアップは大歓迎なので、今後とdヰ・走[及び翻訳家チームにはエールを送りたい。

ローダン・ファンの皆様へ 史上最長のスペースオペラ〈宇宙英雄ローダン〉シリーズ2008年9月は2巻刊行!

2008/08/06

長年にわたり、〈宇宙英雄ローダン〉シリーズをご愛読くださり、まことにあvbとうございます。また、今年1月の撤サパネルプレゼント、愛読者アンケートに多数のご応募、熱心な応援の声をいただいたこと、かさねて感謝申し純Oます。編集部に寄せられた貴重なご意見を参考に、も・ニ早いペースで読みたいとのご要望にお応えするため、今年9月に初めての試みとして、月2巻を刊行すらキとになりました。通常は毎月1巻上旬発売の当シリーズですが、今年9月に谀閨A上旬と下旬にそれぞれ1巻ずつ、月に2巻を発売いたします。

 
9月上旬発売
第351巻『自由への旅立ち』
エーヴェルス&ダールトン 渡辺広佐訳
"愛の本" と呼ばれるパーセラーが物語るローダンと遠征船《ソル》の乗員の運命とは?
 
9月下旬発売
第352巻『アウトサイダーの追跡』
クナイフェル&ヴルチェク 天輀t樹訳
テラでは、アフィリーの影響をうけない者を狩りたてるアウトサイダーが・オていた!

2009年以降の刊行予定につきましては、後日このページで発表します。
今後とも、ローダン・シリーズをご愛顧のほど、よろしくお且・「たします。

【ハヤカワ・オンラインより引用】

城取り

石原裕次郎主演の珍しい時代劇というだけで、何気なく録奥ョていた映画である。

見始めてからすぐに毅「た。日活の映画である。日活が時代劇を作・トいたなんて、初めて知・ス。
登場人物を見ていたら、帥・ァ鉄男の名前が目に入・ス。第2の毅ォだ。帥・ァ鉄男が時代劇に出てるのcヨめて見る。そのほか、千秋踀A中村玉緒などと時代劇常連の名前が出てくると、なるほど時代劇のベテランで横を固めるというわけかと納得する。
そして、最後に毅「たのが、近衛十四郎の名前を見つけたときだ・ス。
さすが石原プロの映画だけある。時代劇の超大物を迎えるとは。これは尋常な映塩繧痰ネいな、と期待感が膨らんだ。

冒頭から石原裕次郎が登場する。どうやら浪人の設定のようだが、かつらが似合・トいない。このへんかwヤ統的な時代劇じゃあないなという感じがしてくる。
ストーリーは、石原裕次郎扮する主人公が、仲間を一人二人と増やしながら、築城中の山城(というより砦とい・ス感じ)を地元百姓衆の力を借りながら攻め取るというものだ。

帥・ァ鉄男がなかなか登場しないなあと思・トたら、元忍者の山賊役で早々と登場していた。が、顔つきが全然違う。相当若いときの映画のようで、あのa痰¶ゃ頭でもないし、目がギョロッとして精悍な顔つきだ。喋り方をよーく聞いていると、確かに帥・ァ鉄男という気がしてくる。

中村玉緒はまだ若い娘そのもので、生きがいい。

そして圧巻は近衛十四郎だ。登場するだけで画面が締まる。貫祿十分だ。
先にも書いたが、正統的な時代劇とはちょ・ニ違う。石原裕次郎の殺陣はお世辞にも上試・ニは言えない。しかしそこは本人も十分認識しているようで、裕次郎が使うのは普通の刀より相当長い刀だ。それを、しかも忍者のように背中に背負・トいる。あれではいかに長身の裕次郎でも抜けないのでは(本物の忍者刀は侍が持つ刀より短く作られているので、背中かmbけるのだ)? と思・スら、何とぐわ・ニ背伸d┨る格好で見事、抜くシーンが登場する。うーむ、裕次郎、なかなか魅せるな

その長い刀でずば・Aずば・ニ斬・トいく。
最後に近衛十四郎との一騎討ちが待・トいnラ、正統派の十四郎に敵うわけもなく、編み出したのが、サスケの分身の術よろしく相手の廻りをぐるぐる回らキとによ・ト撹乱する戦法だ。途中、切れなくな・ス刀を砥石で研いだり、設猪b帰Bトいて面白い。

もう一つ、この映画で語らなければならないのは、山に踀
ロに作られたと思われるセットだ。
二の丸、三の丸と仮組みのセットをそのまま砦に模しているので、非常に奥行きのある映像が撮れている。さすが石原プロ、大切なところにた・ユり金を注ぎ込んだという感じだ。

冒頭に、主人公の正体として「小早川家にその人ありと言われた・・・」と匂わしておいて、最後には正体明かしがあると期待していたが、結局正体は判もyじまい。
後でネットで検索してみたら、隆慶一郎が脚本を書いていて、前田慶次郎との設定との噂があるようだ。また、原作を司馬遼太郎書いているらしく、こちらのほうa曹クれ読んでみたい。

何しろ、石原裕次郎のサービス心満点の娯楽時代劇だ、ぜひ一見すらキとをお薦めする